AOHONGについて
上海アオホン化学品有限公司は2000年にフロンガスの小分け充填・販売会社として現在のアオホングループ代表である胡愛華(フ・アイファ)氏によって設立されました。設立直後はフ氏自らデリバリーを行う小さな冷媒ガスの販社でしたが2002年上海市嘉定区への充填・ブレンド工場の建設を皮切りに、天津、広州、タイと新規工場への設備投資を行い、現在は中国国内有数の充填・ブレンド企業として中国国内の家電メーカーや自動車メーカーへ、冷媒回収及び冷媒回収・再利用事業を展開しています。
マザー工場となるTAICANG(太倉)工場は、2018年3月に創業開始。約30,000平米の敷地に16基の貯蔵槽と可燃ガスエリア・容器検査場・容器乾燥庫・分析ラボ・宿泊施設を有しており積極的な国内外各地からの視察受入を行っております。
また、中央管理室から各バルブの開閉・充填量・貯蔵重量等のモニタリングを行う他、全自動充填ラインの導入など品質の安定と省力化に力を入れております。
上海アオホンケミカルでは2013年より天津工場において、中国国内となるODS(オゾン層破壊)物質回収許可を取得し、HCFC,HFCの回収と再利用に力を入れています。2019年に回収した各種冷媒の総計は年間1000トン以上に達しています。
新しい主力工場としての山東・淄博(ジ博)工場が建てられており、2026年から稼働する見込みになります。

アオホンケミカルジャパンについて
アオホンケミカルジャパン株式会社は、中国・アジア各地で冷媒製品の製造・流通を展開するアオホングループの日本法人として、2014年に設立されました。

輸入販売だけでなく、2019年より岡山工場にて国内での再生冷媒の製造を開始。蒸留再生設備を備え、日本国内における冷媒循環利用の中核を担っています。
第1種フロン類再生業者として認定を受け、回収された冷媒を高純度で再生・再調合し、環境負荷の軽減と資源循環に貢献。ISO 9001認証のもと、品質と信頼を第一に、サステナブルな社会の実現を目指しています。
アオホン岡山工場に設置している2本のHFO-1234yfストレージタンクになります。
1本当たり30トン近い貯蔵量があり、
お客様への安定供給に機能しております。